オンライン英会話といえば有名なのがDMM英会話ですね。
けど、実際・・・
- 効果はあるの?
- メリットやデメリットはあるの?
- 私ってDMM英会話に向いているの?
そんな疑問をお持ちの方もいることでしょう。
今回は、DMM英会話に3年間取組中の筆者ぱんの実体験に基づいて、
DMM英会話の継続効果や良い点・注意すべき点、向いている人と向いていない人の特徴を解説いたします。
- DMM英会話の継続効果
- DMM英会話の良い点・注意すべき点
- DMM英会話に向いている人と向いていない人の特徴
この記事を書いた人
- DMM英会話を累計3年間継続(2019年4月〜)
- DMM英会話マスターランク(累計英会話レッスン1000回以上)
- 海外の貿易会社で外国人と勤務(2023年3月〜)
DMM英会話を始める前の英語力
DMM英会話を始めたときの年齢が23歳(現在27歳)
その時点の前の英語力は、中級以下程度でした。
高校まで英語(いわゆる受験英語)は得意でしたが、大学では全く英語に触れずに過ごしてきましした。スピーキングもリスニングも焦って何も話せない、聞けない状況だったと思います。
読み書きが多少できる程度、TOEICのスコアだと500〜600点のレベルですね。
DMM英会話を継続して得られた効果5選
スピーキング力の向上
「ほぼ話せない」から「ある程度話せる」レベルまで伸びました。
語彙力や表現力は何も勉強していなかった時と比べて圧倒的に増えました。この効果は、DMM英会話だけをやってたからだけが理由ではありません。
DMM英会話を継続する中で、語学に対する意識が一段と上がりました。Youtubeやニュースなどの情報を英語で触れたり、外国人の友人を作って英会話の機会が増えたことも影響しています。
これまで英語で話せなかったことが、つい口にできるようになると嬉しいですよね。その効果をDMM英会話で実感することができました。
リスニング力の向上
「ほぼ聞けない」から「ある程度聞ける」レベルまで伸びました。
前述の通り語彙力や表現力が増えたので、相手の言っていることが自然と耳に入るようになったからです。
毎回異なる講師のレッスンを受けて、各講師の言い回しや表現力の共通点を探すよう継続意識したことで耳が鍛えられました。それがリスニングの向上に大きく貢献した効果のひとつです。
DMM英会話のレッスン以外にも、自分の興味ある分野や好きな分野の情報を、英語で読んだり聞いたりすることはめちゃくちゃおすすめです。
聞けなかったことが聞けるようになったことは、本当に嬉しい効果でした。
英会話に物怖じしなくなった
毎日のレッスンで、英会話に全く抵抗がなくなりました。
DMM英会話は毎日レッスン可能です。たとえあなたの周りに外国人の友人がいなくても、毎日外国人と英語を話す機会を作ることができます。
これを1週間、1ヶ月、半年と継続していくと、「英語を話す自分」に全く違和感がなくなります。その習慣が日常のワンシーンになると、場所や話す相手が変わっても英会話に全く物怖じしなくなりました。
これはDMM英会話で得られた効果の中でも、特に大きな効果です。毎日レッスン可能な他の英会話サービスは少ないのではないでしょうか。
英語の重要性を再認識
英語が重要なコミュニケーションツールであることを改めて認識しました。
初対面で外国人と話す場合、ほぼ英語でコミュニケーションを取る必要があります。もしあなたが相手のネイティブ言語を話せたり相手が日本語を話せる人であれば、この限りではありません。
しかし、実際そのような人は大変少ないのではないでしょうか。また、グローバルビジネスにおいては英語が最重要言語として定着しているため避けては通れません。
そのため、多くの外国人は英語を小さい頃から当然のように学んでいます。
DMM英会話を継続する中でたくさんの講師と話してきましたが、英語への意識は本当に高いと改めて認識しました。
思考力の向上
物事を深く考える思考力が向上しました。
戦争や自然災害など世の中では日々たくさんの出来事が起こりますが、時にDMM英会話で講師とこうした時事トピックをテーマに議論する場面があります。
たとえ英語力が高くても、トピックについて知識や関心がなければ何も話せません。
これは英語力ではなく、普段から関心を持って情報を集めているか、そして自分の意見を持っているかといった思考力が試されます。
日本人同士でもあまり話せないセンシティブなトピックもDMM英会話で話す機会が増えたため、自分の意見について深く洞察する思考力が鍛えられました。
DMM英会話を継続して気づいた良い点5選
レッスン料金が格安
DMM英会話はレッスン料金が格安です。
下の料金体系を参照ください。私も受講するスタンダードプラン・毎日1レッスンであれば、255円/レッスンで受講可能です。これは他の英会話教室やオンライン英会話と比べても破格の料金ですね。
毎日欠かさず受講することで、この価格メリットを享受できます。(ネイティブプランについては後述)
世界120ヵ国・1万名以上の講師と交流できる
DMM英会話を使えば、世界120ヵ国・1万名以上の講師陣とレッスン可能です。
フリートークなどを使えば容易にお互いの国について教え合えます。私はこの方法で、これまで実に77カ国の講師と交流しました。
誰もが知っている国から聞いたこともないマイナーの国まで、各国の国民性や文化について幅広く知見を得ることができました。
講師の国籍は、トップメニュー左にあるメダルコレクションで確認可能です。
1万以上の教材で自由に使用可能
DMM英会話のトップページにアクセスすると、1万以上の教材を自由に使用できます。
毎度レッスンを予約する際にテーマを決めて、そのテーマに沿ったレッスンで受講可能です。教材は、デイリーニュース、会話、写真描写など多種多様なテーマがあります。
自分の興味ある分野のテーマの教材を選べば理解が早く進み、積極的に勉強できるようになりますよ。
教材は会員でなくとも閲覧・使用可能です。興味があれば是非一度見てみることをおすすめします。
24時間365日どこでも受講可能
DMM英会話なら場所や時間に縛られず、レッスンを24時間365日どこでも受講可能です。
講師は各国リモートで働いているため、日本のタイムアワーと関係ありません。自分が取り組みやすい時間帯(出勤前や就寝前など)に合わせて自分のペースで受けられます。
また、旅行先や出張先でも日本にいるのと同じように受講できます。私も過去にアメリカ旅行中や中国出張中にレッスンを受けました。自分に合った場所や時間でレッスンを調整できるのは、とても嬉しいですよね。
日本のタイムアワーでしか予約できないので、海外で受講する場合は時差に注意しましょう。たとえばマレーシア(日本との時差-1時間)でレッスンを受講する場合、午前8時に予約すると現地時間7時にレッスン開始です。これを忘れて、海外滞在時に何度かレッスンをすっぽかしたことがあります。
自分に合った講師を予約可能
DMM英会話は、講師の母数も多く自分のレベルや相性に合う講師を選んで受講可能です。
継続して受講していると、「この先生と合うなあ」「この先生は合わないなあ」という感覚が出てきます。人によってその感覚や相性は異なるので、自分に合った講師を選びましょう。
また、レッスン前に各講師のレビューや評価にもよく目を通しておく方が良いです。評判が良い先生には良いレビューが、評判が良くない先生には良くないレビューがついています。
貴重なレッスン時間を無駄にしたくないですよね?自分に合った先生と有意義なレッスンにしていきましょう。
DMM英会話を継続して気づいた残念な点5選
ネイティブ講師と日本人講師のレッスン料金が割高
DMM英会話では、ネイティブ講師や日本人講師のレッスン(プラスネイティブプラン)が割高です。
下の料金体系を参照ください。スタンダードプランと比較すると2倍以上の価格差があります。
ただし、毎日1レッスンが受講可能なため、街の英会話教室より多少の価格メリットはあります。また、韓国語や中国語もネイティブ講師から学べる点は、スダンダードプランにはないメリットです。
講師の国籍に偏りがある
DMM英会話は、講師の国籍に偏りがあります。
世界120ヵ国・1万名以上の講師陣がいますが、メインはフィリピン国籍の講師です。
稀にフィリピン人講師しか予約できない時間帯があるため、さまざまな国籍の講師と交流したい方は、レッスンスケジュールを工夫する必要があるでしょう。
77カ国の講師とレッスン経験がある私も、レッスンの時間帯は早朝や深夜など柔軟に変えていました。
人気講師の予約が取りづらい
DMM英会話のレッスンは、人気講師の予約が取りづらい傾向にあります。
人気講師はレビューや評価が良く、予約画面の上位順に表示されます。
これらの講師は、レッスン開講後すぐに予約で埋まることが日常茶飯事です。講師をお気に入りに登録できるので、レッスンの開講スケジュールをこまめに確認しておきましょう。
人気講師と懇意にしておくと、レッスン中に開講時間を教えてもらえることもあります。
講師に当たり外れがある
DMM英会話では、たまに外れの講師に当たってしまいます。
たとえ評価やレビューが良くても、自分と相性が合わない講師がいます。この点は頭に入れておかなければなりません。
私も過去に講師に嫌気が差して途中退出したことがあります。その後、カスタマーサポートにクレームを入れるとレッスンを振り替えてくれました。
貴重なお金と時間を無駄にしたくないですよね?注意しましょう。
お気に入り講師を登録するのと同じく、相性が合わない講師もメモするなどして覚えておいてもいいですね。
通信環境が原因でまれに通話が途切れる
DMM英会話では、講師側の通信環境が原因で通話が途切れることがあります。
この問題は講師側のネット環境不全で突然起きるため、事前に予測するのは困難です。ただし、講師のレビューで通信環境について書かれているかを予約時に確認しておきましょう。
私も過去に突然通信が途切れて、レッスンが強制的に終了したことがあります。この時もカスタマーサポートに報告すると新たなレッスンに振り替えてくました。
DMM英会話に向いている人の特徴3選
とにかく英会話の場数を踏みたい人
英会話の場数を踏みたい人は、DMM英会話に向いています。
英会話の上達は、どれだけの会話量をこなすかにかかっていると言っても過言ではありません。言い換えれば、毎日英会話に触れる機会さえ作っていれば自然と上達していくものです。
私の経験上、最短で英会話を上達していきたい方にとって、週1レッスン程度の英会話教室では圧倒的に会話量が足りません。(英会話教室を否定するつもりはありませんし、私も実際に通った経験がある上での意見です)
特に場数を踏む必要がある学習初心者こそ、DMM英会話で学習する価値があると言えます。
毎日意欲的に取り組める人
毎日意欲的に取り組める人も、DMM英会話は適したサービスと言えます。
他の英会話サービスと比較して、DMM英会話がリーズナブルなのは毎日レッスン受講可能だからです。言い換えると、毎日取り組まない限り価格メリットは薄れてしまいます。
月額料金を取組日数で割ることで1回当たりのレッスン料金が安くなる仕組みです。前述の場数を踏むという点と同様に、この点もレッスンを受講する上で忘れてはいけません。
講師の国籍関係なく英会話に取り組みたい人
講師の国籍関係なく英会話に取り組みたい人は、DMM英会話を検討すると良いでしょう。
英語は決して英語圏の人だけが話す言語ではありません。ネイティブに限らず多様なアクセントに慣れておくことで、実際のビジネスや旅行で活かせる場面が増えます。
私も外国人の同僚と英語を使って仕事をしていますが、皆ネイティブではありません。実際の海外のビジネス現場はこうしたケースが非常に多いです。
自分の学習目的に合わせて決めることが最重要ですが、講師の国籍にこだわらずに学習可能な人はDMM英会話に向いていると言えます。
DMM英会話に向いていない人の特徴3選
高度な英会話力を身に付けたい人
高度な英会話力を身に付けたい人は、DMM英会話のサービスが満足できません。
講師陣は他の仕事と兼業していることが多く、英語教育が専門ではない場合が多いです。微妙なニュアンスの違いを説明できる知識や深い専門知識を併せ持つ講師は決して多くありません。
求めるレベルが高すぎると講師との会話が噛み合わなくなるため、割高でも他の英会話サービスを利用した方が得策です。
TOEIC L&Rに特化して勉強したい人
TOEIC L&Rに特化して勉強したい場合、DMM英会話は向いていません。
DMM英会話は、スピーキングのようなアウトプット重視のサービスです。したがって、リーディングのようなインプットにレッスンの時間を割くのはややナンセンスでしょう。
そして、TOEIC L&Rの勉強は実践的な英会話学習と全く別物です。これを頭で理解した上で受けると、DMM英会話の大きな学習効果が望めます。
語学学習に対して受動的な人
言わずもがな、語学学習に対して受動的な人はDMM英会話に不向きです。
英会話の上達は学習者本人の積極性や日々の努力に左右されます。主体的に学習する姿勢×日々繰り返しが目標到達を最短で可能にする唯一の方法であり、それができない場合の学習価値は何もありません。
この点は他の英会話サービスにも共通しますが、よく心得ておく必要があるでしょう。
DMM英会話なら無料体験レッスン可能
DMM英会話では、なんと初回のレッスン2回分を無料体験できます。
実際に体験して加入するか決められるのはお得ですよね。レッスンや講師の雰囲気を無料体験レッスンで確かめてみるのでおすすめです。
私も実際に無料体験を経て加入しましたが、個人的にかなり良いサービスだと感じました。
まとめ:総じて良い英会話サービス!試す価値ありです!
以上、DMM英会話の継続効果や良い点・注意すべき点などについてご説明しました。
もちろん完璧な英会話サービスではなく、これまで使用する中で不満に思ったことは数知れません。カスタマーサポートにクレームを入れたのは1回や2回どころではないレベルです。
しかし、私の未熟な英語力を海外で外国人と仕事ができる程度にまで引き上げてくれたのは、間違いなくDMM英会話のおかげです。
英会話サービス未経験や他の英会話サービス利用中に関係なく、是非一度は無料体験をしてみてください。試してみる価値ありです!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
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